歌舞伎日和の佳い天気だったので、秩父まで車を走らせた。
信号待ちでは、妹達が乗る車がたまたま隣に停まったので、これは何かのご縁かと、写真を一枚。
森林公園に行ったみたいだ。
山がどんどん大きくなってきて、長瀞秩父方面へ近付いたことを感じる。
駅で見る貨物列車は、飛び乗ってみたくなるほど魅力的だけど、のどかな雰囲気の中で見る貨物列車も郷愁を誘ってまた良し。
道の駅「ちちぶ」の隣の会場に着いた。
お店が出ていてテンション上がった。
みそポテトというローカルフードを食べた。
地元だとよく食べるのか聞いてみたら、学校帰りにお肉屋さんとかに寄って、おやつみたいな感じで食べると教えてくれた。
揚げたじゃがいもに、みそおでんみたいな甘いみそをつけてある感じだった。
おやつに丁度いいボリュームでおいしかった。
太鼓とか、獅子舞とか、津軽三味線とか、いくつか楽しんだ後に歌舞伎が始まった。
学生さんも舞台に立っていて、中には小学生もいるみたいだったけど、とても立派なので、子どもだとは見えなかった。
すごく分かりやすい話だったので、僕の様な無知な男でも楽しく観ることが出来た。
近所のスーパーにもみそポテトが売っていた。
「秩父おなめ」って「おなめ」ってところが、俺の胸の中の何かを、ぎゅっと掴んで離さなかった。